ボルダリングを続けると、肉体は変化するのか?

ボルダリングは上半身をガッシガッシ使って登るから、筋肉つきそうかもなぁ。いかにもマッチョそうなスポーツだし。実際のところは、どうなんだろう?
自分の肉体は貧弱でコンプレックスなので、筋肉つけてかっこよくなって女子にモテたいなぁ・・・。そういう不純な目的だけど、ボルダリングで筋肉つけば理想的だなぁ。

 

そんなふうに考えている方、いらっしゃるかもしれません。

こんにちは、ボルダリング歴10年以上になるトミーです。

 

さて、当記事のお題「ボルダリングを続けると、肉体は変化するのか?」

ネタバレをしますと、「ちょっとだけ変化する。しかしモテを狙うほどに変化はしない」です。

 

以下、詳しく解説してゆきます。

 




ボルダリングを続けると、肉体は変化するのか?

ボルダリングを続けると、肉体は変化するのか?

僕の場合、肉体が多少変化しました。

 

背筋が発達してV字型の痩せマッチョに

 

すいません、「痩せマッチョ」というのはさすがに誇張が入っていますが・・・

 

とはいえ、ボルダリングを続けたことによって、自分で見ても明らかに体型は変化しました。

 

正面から見ると、上半身の肉体のシルエットはV字型に近づき、背中の幅は「結構広いな・・・」と自分でも思うようになりました(実際に以前付き合っていた彼女からも言われたことがあります)。

 

僕が継続的に続けてきたスポーツは、登山・スキー・クライミング(ボルダリング)のみであり、登山とスキーはボルダリングを始める以前からやっておりましたが、上半身の体型に変化はありませんでした。まぁ、登山やスキーで使うのは主に下半身の筋肉なので、上半身の筋肉が大きくなることはありません。

 

・・・であれば、上半身の変化は、日常的に続けてきたボルダリングのおかげということになります。

 

しかし、単にボルダリングを漫然としていることで肉体は変化しないと思います。

 

なぜ、背筋が発達したのか?

 

背筋が発達した理由は、ボルダリングの中でも、上半身をフル活用するどっかぶり(強傾斜/ルーフ)の課題に集中的に取り組んだからです。それも、ジムの中でも最も被っている壁(130~150℃)を狙います。

 

どっかぶりは、どこのジムでもおそらく5級以上になるかと思います。

 

僕は、せっかくボルダリングをやっているのだから、筋肉もなるべくなら格好良く変化させたいと思っていました。とはいえ、そうなれば儲けものかな・・・くらいの意識の低さでしたが。

 

で、ジムに行ったら毎回、意識的にどっかぶり課題をこなすようにしていました。まぁ、どっかぶりはジムボルダリングでも花型(?)ですし、純粋にムーブが楽しいですからねw

 

勿論、5級くらいが限界だった頃は、すぐに壁からはがされて、ぶら下がることも大変だったのですが、やればやるほどに慣れていって、登れるようになりました。そしたら、気づいたら背筋がついていた感じです。

 

【初心者向け】ボルダリングが上手くなりたい人の為のコツ【一つの課題だけに集中する】

 

体重は、54kg→58kgに

 

背筋がついた証拠に、体重は54kg→58kgに増えました。

 

まぁ背筋だけではないでしょうけど・・・

 

もともとがガリガリだったので、ちょっと逞しくなった感はあります。

 

ちなみに現在は61kgくらいになっていますが、これは単純に酒の呑みすぎで横っ腹に脂肪がついただけだということは秘密の方向でお願いいたします。

(※たまにプチ断食的に1日1食にして、減量を試みたりしています。・・・あ、どうでもいいですよね。この話)

 

肉体の変化を目的にボルダリングをするのはどうなのよ?

肉体の変化を目的にボルダリングをするのはどうなのよ?

【悲報】肉体の変化が目的なら、素直に筋トレしたほうがよいと思う

 

ボルダリングをしていても、上半身の筋肉をほとんど使わず、足の置き方や腰のバランスで登る垂壁・スラブの課題ばかりをやっていては、もちろん筋肉はつきません。

 

主にどっかぶり・強傾斜・ルーフなど、上半身に負荷をかけて登る課題に集中的に取り組むことでしか、上半身の筋肉は変化しないと思います。

 

しかしそれでも、効率的に筋肉を肥大化させるための動きとは程遠いでしょう。

 

そもそも肉体の変化が目的なら、素直に筋トレしたほうがよいと思います。

 

僧帽筋や広背筋、三角筋や大胸筋など、部位ごとに意識的に負荷をかけてトレーニングしたほうが圧倒的に効率が良いのは間違いないでしょうから。

 

肉体の変化を期待してボルダリングをやるとするならば、それは残念ながら、かなりの確率であなたの期待を裏切ることになると思います。

 

ボルダリングを挫折してしまう3つの理由

 

ボルダリングをしてたら肉体が変化したのは、副次的な効果に過ぎない

 

僕は、ボルダリングを続けたら、たしかに肉体は多少変化はしました。

 

しかしこれは、ボルダリングが楽しくて、夢中でやっていたらいつのまにか少し肉体が変化していた、という程度に過ぎないものであって、あくまでも副産物です。

 

本当に肉体を変化させたいのならば、ボルダリングとは別に、自宅でもっと効率的な筋トレを行うのが王道なのかなと思います。

 

背筋は多少ついたものの、前鋸筋なんかは全くついておらずアバラも見えているわけなので、この記事を書きながらなんだか急に前鋸筋を鍛えたくなってきました・・・。

 

まとめ

まとめ

 

ボルダリングを続けて肉体を変化させたい!と思う方は、それは期待しないほうがいいです。

なぜなら、理由は以下のとおり。

 

  • ボルダリングを続けると肉体はちょっとだけ変化する。ただし強傾斜課題に集中して取り組まないとダメ
  • 肉体の変化を期待してボルダリングを続けても、それは残念ながら、かなりの確率であなたの期待を裏切ることになる

 

僕なんかでも、ボルダリングを何年か続けていたら、なんか多少体つきが良くなった気がする!くらいの感じですので、肉体の変化を求めるならば、普通に筋トレを頑張りましょう、というお話でした。

 

おまけ:肉体が変化して、モテるようになったのか?

肉体が変化して、モテるようになったのか?

 

 

はい。

 

一切、モテておりません。

当たり前じゃないですか・・・(愕)。

 

ボルダリングで男女の出会いってある?そこから関係の発展はありえるのか?