こんにちは、トミーです。
上記のように感じられている方は結構いらっしゃるのではないかなと思いました。
ボルダリングというのは、見た目よりも難しいし、結構ツラいしストイック。
全然想像と違うな・・・と感じるかもしれませんね。
僕も、始めたての頃は、そんな印象を抱きました。
しかし、なんとかコツコツと継続して、今では2級とかも登れるようになりました。
そんな僕も、ボルダリングで思うように登れず、打ちひしがれた経験は、380回以上はありますね。笑
それこそ登れなくて悔しい経験は、毎回のように味わいますが・・・。
当記事では、そんな僕が「ボルダリングを挫折してしまう理由」について深堀りしてゆきたいと思います。
目次
ボルダリングを挫折してしまう3つの理由
ボルダリングを挫折してしまう主な理由は、3つあると思います。
【理由①】想像以上に辛くて疲れてしまう
最近ではテレビやメディアなどで多く取り上げられるようになったボルダリング。壁一面についているカラフルな石(=ホールド)を、細くてきれいな女性モデルが楽しそうに登っているような映像とか写真のイメージを思い浮かべる人も多いかなと思います。
たぶん、アスレチックみたいな感じで楽しいんだろうなと^^
で、実際にトライしてみたら・・・
なんじゃこりゃ!!!
全然登れへんやんけ、と。
ちゅうか、めっちゃ辛いやん・・・ってなった人、その気持ちわかります。
腕の力を使うので、一瞬で腕がパンパンに張るし、握力もなくなってしまうんですよね~・・・。
はじめてものの1時間もしないうちにギブアップ!
こうなると、「・・・いや、自分、もう無理っス・・・」って気分になりますよね^^;
【理由②】グレードが一つ上がると極端に難しくなる
ボルダリングジムによって、グレードのシステムって違ったりするんですけれども、大体10~8級くらいが最初にトライするグレードなんですよね。
で、このあたりは、初めてジムで登る人でも大半があっさり登れてしまう。
7級も、頑張れば、初日か二回目くらいで、わりと登れたりしますね。
ところが、6級になると、途端に難しさのレベルがあがる感じがするんです。
全く歯が立たないわけですよ。
スタートすらもできなかったりする・・・。
ここが最初の挫折ポイントですね。
スローパー(丸っこいホールド)が出てきたりして、いやこれどうやって掴むんだよ・・・みたいな。
色々持ち方とか体制とかを変えてみて試すんだけれど、全くできる気がしない。
絶望しかない感じがするんですよね。
いやぁ~わかります。
こうなると、「・・・いや、自分、もう無理っス・・・」って気分になりますよね^^;
【理由③】孤独感がすごい
ボルダリングには自分との戦いだ!みたいな側面があります。
そして、個人競技です。
良くも悪くも、自分ひとりでできるスポーツですから、ひとりでトライしてみる人も多いかと思います。
そうすると、友達とか仲間がいないと、強烈な孤独感を味わい続けることになりかねません。
いっつもひとりでボルダリングをしていると、非常に虚しくなる瞬間がたびたび訪れます。
話す相手いないし、課題を共有する相手がいない。思ったことを話せない。。
そして周りを見渡すと、グループで楽しんでいる人たちがたくさんいます。
彼ら彼女らは楽しげに映ります。
そしてそれを遠目に眺めている自分は彼らを羨ましく思うと同時に、さらに自分は孤独感を強めてしまうわけです。
こうなると、「・・・いや、自分、もう無理っス・・・」って気分になりますよね^^;
ボルダリングを挫折する自分が悔しい
悔しければ、嫌になるまで続けてみたら良し
「悔しい!」という感情は、非常に大事です。
この感情こそが、大きな成長の起爆剤になります。
なんどでも、悔しいという感情を味わいましょう。
味わって味わって、味わいつくしましょう。
そもそも、
「登れない」とか、
「何回やっても、どう工夫しても、同じところで落ちてしまう」とか、
「どう考えても不可能、絶望しかない」とか、
そういう感覚は当たり前であり、成長を目指すクライマーならごく健全である証拠です。
それでも、全く歯が立たない無力感を延々と味わいつづけ、
何回通っても全くグレードを上げることができないままでいると、
さすがに萎えることがありますよね・・・。
そこまで楽しくなければ辞めても良し
何回かボルダリングジムに通ってみて、
やっぱりあんまり自分には向いてないわ・・・
とか、
そんなに楽しくもないな・・・
とか、
感じる人もいると思います。
それなら、無理に続ける必要もないんです。
所詮は趣味ですから、いつだって辞めることは完全に自由ですし、
適正とか、好み的にどうしても合わないことは当然ありますし、
そのへんは自己判断なので。
まぁ、ボルダリングの楽しさを啓蒙したい僕としては、いささか残念に思うのは本音ではありますけど、仕方ないですよね。
ボルダリングに挫折しないようにするためには?
せっかく続けるつもりだったのに、挫折してしまいそうな自分が悔しい。
そんな方のためにお伝えしたいことがあります。
極端に頑張らない(まったりと楽しむ)
もしかすると、目標を高く設定しすぎていたりしませんか?
自分を追い込みすぎたりしていませんか?
あんまり真面目に考えすぎると、ボルダリングというものが重荷になってしまいます。
そもそもが、理屈抜きでその動きを楽しいと感じられることがボルダリングの醍醐味です。
動きを楽しむという意味では、ダンスに似ていると思います。
ダンスって、純粋にその動きをするだけで楽しくなりますよね?
よく知らんけど。
ボルダリングもそんな感じなんですよ実は。
もっと、気楽に考えてもいいのだと思いますよ。
グレードとか関係なく、、ただ、ひたすら楽しむだけでいいじゃないですか^^
仲間をつくる
同じ楽しみを共有できる仲間がいる、というだけで大分違うと思います。
僕らは人間ですから、人とのつながりってとても大切な要素です。
ジムで誰かに声をかけて仲間をつくれたらいいですが、
それだとハードルが高いと思うので、
以下のような方法で仲間をつくるのがいいかなと思います。
- 身近な友人や同僚を、ボルダリングに誘う
- ネットで募集しているボルコンなどに参加してみる
- mixiなどのボルダリングコミュニティに登録して仲間を募集する
- 趣味友や相談相手が見つかる!エキサイトフレンズ☆に登録して仲間を募集する
これなら、比較的自然に仲間づくりができるかなと思います。
仲間ができたら、ボルダリングはひとりで続けるよりもはるかに長続きしやすいと思います。
なんといっても、コミュニケーション要素が加わるとめっちゃ楽しくなりますからね^^
ボルダリング関連の雑誌を読んだり、テレビ番組や動画をみたりする
今はボルダリング人気が上昇し、雑誌やメディアへの露出がかなり多くなってきました。
なので、ボルダリングに関する情報は、雑誌やテレビ番組、YouTubeなどの動画で比較的簡単に得ることができます。
そうしたボルダリングに関する様々な情報に触れたとき、自分の現況と照らし合わせたり、重ね合わせてみたりして、モチベーションを高めることができます。
具体的には、以下の感じ。
- 【雑誌で、ボルダリング上達のコツを紹介する特集を読んだとき】 おぉ、こんなやり方があるんだな。次回ジムに行ったときに試してみたくなった。楽しみやわ!
- 【テレビ番組でクライミングのジャパンパップの放映を見たとき】 ◎◎選手、すごく良い感じのクライミングだったのに、あとわずかのところで落ちて残念・・・。次回は優勝できたらいいなぁ!
- 【強いクライマーが外岩を完登する動画を見たとき】 かっこいいなぁ。僕(私)もこんなふうに登れるようになりたいな!
メディアに触れると、どこかで必ず自分にとって有益な情報に出会います。
そうすると、挫折しそうになっていた気分はどこかに吹き飛んでしまって、またボルダリングがやりたくてたまらなくなっている自分に気づきます。たまにメディアに触れることによって、自然とボルダリングを継続する流れができあがるわけですね。
とりあえず外岩ボルダリングに行ってみる
ボルダリングの真骨頂は、外岩でこそ発揮されます。もし外岩に行ったことがないならば、とりあえず外岩に行ってみることは尚の事挫折防止に効果的です。首都圏であればまずは「御岳」、冬なら「湯河原」や「笠間」など。関西エリアなら「北山公園」「笠置」「御手洗渓谷」などがおすすめですね。
インドアボルダリングとはまた全くの別世界が広がっていますので、挫折して心折れているならば、気分転換の意味も含めて、ぜひぜひ外岩に行ってみることをおすすめしたいです!経験者の仲間がいたら、「連れて行ってくれぇ!」とお願いしてみましょう。経験者の仲間がいなくても、一度現地へ見に行くだけでもモチベーションが変わってくるはずです。
個人的に強くお伝えしたいのは、ボルダリングの本質は「アウトドアスポーツ」であり、アウトドア、つまり野外・自然の中で遊ぶことによって、日ごろのストレスが発散でき、癒し効果も得られるよということです。都会から離れ、ちょっとした小旅行も兼ねて、豊かな自然の中でボルダリングに興じ、その帰りに周辺エリアを観光したり、美味しいものを食べたり、温泉に入ったり・・・といった楽しみもセットにできますから、それはもう充実感が得られることは間違いないわけですよw
まとめ
ボルダリングを挫折してしまう3つの理由は、以下のとおり。
【理由②】グレードが一つ上がると極端に難しくなる
【理由③】孤独感がすごい
そして、それを払拭するためには、以下のとおり。
- 極端に頑張らない
- 仲間をつくる
- ボルダリング関連の雑誌を読んだり、テレビ番組や動画をみたりする
- とりあえず外岩に行ってみる
こんな感じですね。
なお、挫折することは別に悪いことではないので、
「ボルダリングは自分には合わない」「そもそも、そんなに興味が持てない」
ということであれば、辞めればOKというだけの話です。
所詮は趣味ですからね。
以上となります。
それではみなさん、楽しいボルダリングライフを!^^
なんか想像以上にパワー使うし腕とか張って辛いし落ちるとき怖いし・・・。カラフルな石がいっぱい壁についてて、かわいい女子とかが楽しげに登ってるイメージはアスレチック的だけど、実際はかなりストイックでやばいスポーツやんけorz
こんなん続けられるんかな?