クライミングの複雑なロープワークが非常に分かりやすい動画をご紹介

 

こんにちは、トミーです。

フリークライミング、アルパインクライミングが大好きで、

小川山やミズガキ山、穂高滝谷や剱岳などといった、
日本各地の山や岩場を楽しんで登ってきました。

 

さて、クライミングでロープワークは必須技術なわけですが、ロープワークって、専門書やガイドブックなどから勉強する座学だけでは、なかなか想像することも難しいですよね?

 

実際に身体を動かしつつ、多くのギアや結び方を駆使するような複雑な作業をするロープワークを
テキストやイラストだけで理解することにはどうしても限界があると思います。

それこそ、全く実地で経験しない状態ではなかなか想像が及ばないために理解に苦しみます。

テキストやイラストは、実地で経験して、試行錯誤した上でどうしてもわからない点を明確にしたり、わかった点を復習したりするために確認して、はじめて有効だったりするのです。

 

しかし、現代では、インターネットで動画というものが利用できます。

動画は、こういった煩雑なロープワークの理解には非常に有効で、実際に非常にわかりやすい動画を提供してくれている方々がおられます。

当記事では、僕自身が本気で理解しやすく役に立った!と感じた動画をいくつかご紹介したいと思います。




クライミングのロープワークが非常に分かりやすい動画をご紹介【マルチで必須の結び方を網羅】

マルチピッチやアルパインで必ず使う結び方を紹介している動画を網羅的にまとめました。

一部を除き、ほとんどが「Kuri Advencures」さんの動画となります。

正直、ここまでわかりやすい説明動画をたくさん出されていることには感服いたしますね・・・

 

ハーネスにロープを結ぶ【ロープの結び方・基礎中の基礎】

エイトノットの結び方

 

もやい結び(ボーラインノット・ブーリンノット)

 

ダブルフィッシャーマンズノットの結び方【主に末端処理】

 

セルフビレイで使用する結び方

インクノット(マスト結び)の結び方

 

3秒でできるインクノット ロープワーク BC穂高

 

セルフビレイコードの作り方

 

ちょっとした難所で後続の確保に使用する結び方

ガルダーヒッチの結び方

 

懸垂下降のときに使用する結び方

オーバーハンドノットの結び方

 

ムンターヒッチ(イタリアンヒッチ・半マスト)の結び方【=ビレイデバイスが無いときなど、非常時の懸垂下降に使用】

 

懸垂下降時のバックアップに使用する【フリクションノット】

「懸垂下降時のバックアップ」とは、ATCやエイト環を使って懸垂下降をするときに、万が一、これらを操作する手が誤って離れてしまったときでも、墜落を防ぎ、身体をロープに繋ぎとめておくための、いわば「保険」です。

懸垂下降中に万が一両手が離れてしまっても、墜死せずに済む仕組みのことです。

 

プルージックの結び方

 

クレイムハイストの結び方

 

マッシャーの結び方

上記で使用している、フリクションノットコードは以下。

 

個人的に、特に非常に分かりやすいと思ったロープワーク動画はこちら

個人的には、以下の動画は、複雑な技術の仕組みを非常にわかりやすく説明してくれているなぁと思ったものです。

テキストやイラストだけではわかりにくい、セルフレスキューの有名な技術「3分の1引き揚げ法」ですが、これをご覧になると概念がすごくよく理解できると思います。

※動画をみつつ、実際に自分でシステムを構築してみるとより理解が深まります。

 

「3分の1引き揚げ法」が非常にわかりやすい動画

テキストでも丁寧な説明あり。

 

上記で使用している、クライミングギアは以下。

タイブロック

 

スリング

ATC

プーリー

カラビナ

 

一瞬でできる固定分散による支店構築【マルチピッチクライミング】

上記で使用している、ギアは以下。

ソウンスリング

カラビナ

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

必要なギアを購入し、これらの動画で結び方を理解して、自宅などで練習したらすぐにマスターできます。

そしたら、ガイドツアーや講習会などでマルチピッチクライミングに初めて行くような場合、少なくとも結び方については事前に予習もできてしまうので、実際のクライミングでスムーズかつ余裕を持って入っていけるのではないかなと思います。