ボルダリングの掛け声「ガンバ！」、その賛否両論について

ボルダリングしていると、みんな「ガンバ！」って言ってる・・・。ボルダリングの世界ならではの掛け声なのかな。「がんばれ！」って意味なんだろうな。
なんでみんな、「がんばれ！」とは言わないのかな？あと、「ガンバ！」ってのがなんか個人的には苦手だな・・・。

こんにちは、トミーです。

ボルダリングでは、「ガンバ！」という掛け声をよく聞くかと思います。

なんでみんな「ガンバ！」って言うんでしょうか？

今回はこの「ガンバ！」について、深堀りしてみようかと思います。

ボルダリングの掛け声「ガンバ！」とは？

ガンバ！とは、登っているクライマーに対する掛け声で、「頑張れ！」の意味です。

まぁ、そのまんまですよね笑

「ガンバ！」の使い方

特に、以下のようなシーンで多用していますね。

ボルダリングをしていると、周りで頻繁に「ガンバ！ガンバ！」と言っているのを耳にするはずなので、あえて解説しなくても、まぁその意味は理解して自然と自分も使うようになっているものだと思います。気づけば自分も「ガンバ！ガンバ！」って仲間に言っているはずです。

「ガンバ！」は国によって色々な言い方がある

日本だと「ガンバ！」。

ほかの国だと、もちろんその国の言葉になります。

どれもキャッチーで覚えやすいですよね＾＾

特にスペイン語の「ベンガ！」は、響きが「ガンバ！」に似ていて親しみがもてますね。

ボルダリングの掛け声「ガンバ！」は、他ではあまり聞いたことがない件

耳障りもよく、キャッチーな「ガンバ！」と言う掛け声。

もっといろんなシーンで多用されていそうなものですが、ボルダリングやクライミングのシーンで使われている以外ではあまり聞いたことがありません。

ガンバといえば、Jリーグの「ガンバ大阪」だが・・・

「ガンバ！」といえば、Jリーグの「ガンバ大阪」ですが、このガンバは頑張れの意味ではなく、イタリア語の「GAMBA（＝脚）」と意味から来ているようで、応援でも使われてはいないようですね。ちなみに僕はサッカーは全く詳しくないので、、あまりこのあたりを語ることができません。

【悲報】ボルダリングの掛け声「ガンバ！」がどうにも苦手、という人もいる

あまりにもみんなが「ガンバ！」を連呼するためか、しつこさというかクドさを感じる人も中にはいるようです。
まぁそのへんは好き嫌いなので、どうでもいいっちゃどうでもいいですね･･･

なお、「ガンバ！」と応援されることが嫌いな人は、周りにはっきりと意思表明しておけば「ガンバ！」と言われることはなくなると思いますよ。

あ、ちなみに僕は、「ガンバ！」を連呼しますし、「ガンバ！」と応援されるのは好きです＾＾

「ガンバ！」という言霊の威力は本物

「ガンバ！」は確実に成功の後押しをしている

ボルダリングやクライミングをしているとよく思うんですが、今にも壁から落ちそうだけれど必死で耐えているクライマーに「ガンバガンバ！」と応援すると、結構な割合で完登しているように思います。

やはり、応援のエネルギーというか、言霊というか、そういったものに不思議な力をもらうことは本当にあるんだなぁとつくづく感じますね。

僕も登っているときに背後から「ガンバ！」と応援されると、見えない力が後押しをして、それまでは取れなかった核心のホールドを取れたことが何回かありますし、登りに完全集中しているときは、応援が耳に入らないくらいに集中していたりしますが、それで完登できたときの自分の動画を見ていると、複数の人からここぞのタイミングで「ガンバ！」と声援を受けていました。

「ガンバ！」はどんどん言ってあげたらいいと思いますし、「ガンバ！」と言っている自分もテンションが上がって楽しくなってきますよ＾＾

「ガンバ！」は出会いの扉を開ける

ジムや外岩だと、知らないクライマーに対しても思わず「ガンバ！」と応援してしまうことは自然にあります。

それがきっかけとなって、新しいコミュニケーションが発生して、仲間が増える可能性もあります。
ボルダリングやクライミングの醍醐味は、こういった人とのつながりが広がることにあるといっても過言ではないですね。

たとえその場限りでも、それまで全く見知らぬ人同士だったのに、ひとつの課題に対して熱く語り合ったり、興奮と楽しみを共有できたりする喜びが生まれることには、なんともいえない充実感を味わえたりするものです。

それに、「ガンバ！」は、初心者だろうが上級者だろうが、必死に登ろうとしている人の姿に心を打たれて思わず出てくる声援であり、登っている人と応援する人の双方が人間本来のポジティブな美しさを表現していて、その姿はみていて気持ちがよいです。心が洗われる気がいたしますね。

ボルダリングでは保持力が決め手になります