こんにちは、トミーです。
ボルダリング歴は10年以上になりまして、そこからロープクライミングやアルパインクライミングなど、活動の幅が広がってゆきました。
さて今回は、ボルダリングをすることのデメリットがどんなものか?について深堀りしてゆきます。
まず結論を言ってしまうと、「デメリットなど何もない」ですね。
長年好んで続けてきている僕は、そう応えてしまうのはごく自然なことかもしれません。
が、客観的にみてデメリットがあるとするならば、こういったことかもしれない、ということについてちょっと考えてみたいと思います。
目次
ボルダリングすることのデメリットは何かある?
僕が考えるボルダリングのデメリットは、下記のとおり。
一定の時間とお金を奪われる
ボルダリングは、娯楽やフィットネスとして考えている人もいるかと思います。
もちろんそのように楽しむこともできるのですが、どちらかといえば自己研鑽の世界つまりはスポーツです。その本質は、練習を積み重ね、自己の能力を開発し、精神と肉体のレベルアップを図ることにあります。
必ずしもそうしなければならない、というわけではありませんが、何回か通ううちに、壁にぶち当たるというか、自分の不甲斐なさを痛感することになりますので、その悔しさから「練習しなければ!」という気持ちにさせられます。
そうすると、定期的に通うことになるわけです。
このことにより、これまで他のことに使っていたはずの時間とお金(とはいえ、週2時間・1,400円位ですが)を、数ヶ月~数年間にわたりボルダリングに投下するようになります。
もちろん、これがデメリットであるかどうかは当人の考え方に依存するところですが、人によっては「そんなことに使う時間も金は正直今はない」と感じてしまうかもしれませんよね。
怪我をする危険性は避けられない
繰り返しになりますが、ボルダリングはスポーツです。ましてや、指先や身体を意外に酷使しますし、多少の高さから落下するという要素も含まれています。
つまりは、常に怪我のリスクを含有しています。
具体的には、下記のリスクがあります。
- 擦過傷(ホールドに肘・膝・踝などが接触して擦りむく)
- 捻挫、骨折(着地のとき)
- 深指屈筋腱損傷(指をパキる)
- 打撲傷(落下時の人との接触)
上記の怪我は、続けていれば必ず数回は経験しますし、場合によっては大怪我になることもあります。
特に「深指屈筋腱損傷(指をパキる)」は、指の曲げ伸ばしが日常生活に支障をきたす場合があり、仕事に悪影響が出る可能性があります。
一般に理解されづらいマイノリティの趣味である
近年人気が上昇しているボルダリングとはいえ、まだまだ一般の間ではマイナーなジャンルです。
なので、自分がボルダリングに興味をもっていても、あるいはボルダリングにどれだけハマっていても、友人や家族にその話をしても「興味を持ってもらえない可能性が非常に高い」と思います。
自分がすばらしいと思っているボルダリングのことを一生懸命話しても、自分の熱量が伝わらず、共感も得られず、寂しい思いをすることが多いかもしれません。
そういうニッチなジャンルに対して、自分の時間と金を注ぎ込むことには、これをデメリットと感じてしまう可能性があります。
ボルダリングにデメリットを探そうする人は、ボルダリングはやらないほうが良い話
以上に述べたデメリットによって、「うわ・・・そんなんじゃ、ちょっと自分はボルダリング無理そうだな・・・」と感じた人は、ボルダリングをやらないほうが賢明です。
なぜなら、そのような気持ちを引きずりつつ、しぶしぶボルダリングに取り組んでも、心底楽しめないばかりか、おそらくは通っていても成長できずに時間と金を単なる浪費してしまう可能性が高いですし、もし怪我をして仕事に支障をきたしたりした際に「ほら、やっぱり怪我をしてしまった・・・。ボルダリングをやるべきではなかった」と後悔してしまうかもしれないからです。
デメリットに目を向けようとするのは、躊躇いが強い証拠
ボルダリングに興味あるけど、デメリットのほうに注意が向いてしまうのは、まだ「ためらい」が強いのかもしれません。
挑戦することで、損をしたくないわけです。
僕がボルダリングをはじめたときには、多分このような思考はなかったと思います。
ただ楽しそうだから、気づいたらやってみていた
こんな状況でした。もちろん、ボルダリングにおけるデメリットのことは一ミリも考えませんでしたし、今現在にいたるまでボルダリングのデメリットについて考え悩んだことはありませんでした。
デメリットは、僕にとって「デメリット」ではありませんでした
上記では、以下のようなデメリットを挙げました。
- 一定の時間とお金を奪われる
- 怪我のリスク
- 一般に理解されない
これらは、僕にとっては一切デメリットとは感じませんでした。
あえていうなら、「一般に理解されない」という点では、少々悩んだりもしましたね。
ボルダリングにハマる自分は、ちょっと変わった類の人間であるということで・・・
しかし、それなら尚更自分の個性が際立つわけですし、楽しくて好きでやっていることですから、デメリットというふうには思いませんよね。
自分が本心からボルダリングに興味を持っているならば、あとはただひたすら行動するだけですからね。
- 好きなことなら、疑問を持つことなく時間もお金も惜しみません
- 怪我のリスクも把握したうえで楽しみます
- 一般に理解されなかろうが気にしません
なので、デメリットが気にならないものであるなら安心してボルダリングに取り組むだけですし、どうしてもデメリットが気になるようでしたらボルダリング以外の他のことに注力することが吉かなと思います。
それでは、今回は以上となります^^