
こんにちは、トミーです。
ボルダリング歴は10年以上、多くのジムや外岩を経験してきました。
ところで、「ボルダリングは、落ちたら怖そう」というイメージをもっている人が一定数いると思います。
なぜ怖いと感じてしまうのか?それは多分、下記のとおりだと思います。
- 高さが低い壁と言っても、2~3mくらいはある
- 後ろ向きに、しかも不意に落下してしまう
- 着地したら足を捻挫しそう
そして、結論から言いますと「ジムでのボルダリングは怖くないので大丈夫」です。
なぜなら、ジムで登っている初心者はみんな楽しそうにしており、落下して怪我をしている人を僕は一人も見たことがないからです。
以下、そのあたりを深堀りしてみたいと思います。
目次
ボルダリングって、落ちたら怖い?その危険性は?

落ちたら怖そうだし、危険性が全くゼロというわけではありません。
その気持ちはわかります。
しかし、この点において、事前に不安になる必要はないと思います。
ボルダリングジムでは、分厚いマットが敷き詰められており安全です
基本的に現代のボルダリングジムでは、厚さ30~40cmくらいで落下の衝撃を完全吸収する低反発マットが隙間なく敷き詰められており、せいぜい高さが4mくらいのボルダリング壁から落下したところで、全く痛くありませんし怪我もしません。
ちなみに余談として、以前は壁とマットの間に隙間が結構開いているジムが散見され、落下した場合にこの隙間に足を挟んでしまって怪我をするといった事例が見られました。しかし現代ではこういったことがほとんど見られなくなり、安全には非常に配慮されるようになったなあと思います。
構造上、落下しても怪我しない安全な壁面構成になっています

垂直以上の強傾斜やどっかぶりのような壁では、落ちると背中から落下したり危険な落ち方をしやすいので、地面からの高さが低い位置(1m~1.5mくらい)に設定されています。
なので恐怖心を煽られることなくトライができますね。
逆に、地上から高い場所に強傾斜やどっかぶりがあるジムって、あんまりないと思いますがどうでしょう。もしあっても、上級者向けの課題しか設定されていないと思いますね。
【余談】外岩の場合はボルダリングマットを持参します【外岩は怖い】

外岩の場合は、自分でボルダリングマットを持参し、岩の基部に敷いて利用します。
外岩では完全に自己責任ですので、落ちた際に怖いかどうかも自分がどの位置にマットを敷くか次第です。
また、スポッターと呼ばれる人が、登っている人の動きに合わせてマットの位置をずらしたり、クライマーが落下した際にマットの上に着地するように支えたりする必要があります。
また当然、自然の岩場は人間の安全に配慮はしてくれませんので、ジムにはない恐怖感や危険性が介在しています。その意味で、外岩でのボルダリングは怖いですし、注意が必要ですね。
ボルダリングが怖そうだと思っている人が、いきなり外岩に行くことは多分ないと思いますが、外岩とジムでは全く話が変わりますので注意が必要です。
そうは言っても、落ちたら怖い・・・具体的な対処方法は?

ジムでのボルダリングが安全だということは理解した。けど、そうは言っても落ちるのが怖いよ・・・
そう思ってしまう方は、以下のような対策で大丈夫です。
クライムダウンをしてから飛び降りる
高さが3m以上になると、慣れていなければ怖さを感じるかもしれません。
その場合はクライムダウンをして、怖くない高さまで下ってから飛び降りたらOKです。
一番高い場所から飛び降りないといけないことは決してありませんし、怖ければみなさん無意識にクライムダウンをしていますね。
低くて易しい壁から徐々に慣れてゆく
高さに恐怖を感じるという方は、傾斜がなくて低くて易しい壁から徐々に慣らしてゆくのが良いでしょう。
しかし、たぶん物足りなく感じると思いますので、そしたら少し傾斜が強い壁とか、レベルを上げてゆけばOKです。
ちなみに、自分は高所恐怖症だから・・・と思い込んでいる人もいるかもしれませんが、そこはたぶん関係ないです。
今回は以上となります。
それではみなさん、素敵なボルダリングライフを^^