こんにちは、トミーです。
ボルダリング歴は10年以上でして、地道に継続してきました。
さて、今回はボルダリングが続かない人と続けられる人の違いについて、記事を書こうと思います。
僕はこれまでにボルダリングが続いている人や続かなかった人を見てきました。
彼ら彼女らがどうして続けられていないのか?また、どうして続けられているのか?
記憶を思い返しつつ、以下深堀りしてゆきたいと思います。
そして、「続けたいけど続かない・・・」と悩んでいる人は、
- どうしたら続けられるのか?
- 自分の人生において続ける必要があるのか?
上記の点を意識しつつ、結論を出していただけたら~と思います^^
目次
ボルダリングが続かない人
僕が思う「ボルダリングが続かない人」は、以下の感じです。
華やかで楽しそうなイメージを持って臨む人
カラフルなホールド、女子たちの間で人気、芸能人やアイドルも楽しげに登っていて、近年ブーム・・・。こうしたイメージで臨むと、案外渋い・辛い・怖い、という感じで面食らう人が多いです。
ボルダリングの壁を登ることは、簡単そうにみえて見た目よりも難しいし、自分の無力感を思い知らされる感じがしてしまいます。
なんか思っていたのと違う・・・
となり、
そして心が折れて、挫折してやめてしまうのです。
健康や筋トレ効果を期待する人
身体を動かせるので運動不足の解消にもよさげだし、ダイエットにもよさそうだし、腕力も使いそうなので筋肉もつきそうだし!
という感じで、なんらかの身体的効能を期待している人も、続かないかなと思います。
一般的な筋トレもそうかもしれませんが、身体に変化が現れるレベルになるためには、相当な練習量と継続が必要になります。週1回通い続けるだけでは、おそらく身体の変化は全く期待できないと思います。
そして、こういった練習の成果ばかりを期待しすぎてしまうと、途中で必ず心が折れてしまいます。
身体の変化ばかりではなく、運動不足解消のためだとしても、たぶんいつの間にかやめてしまうかなーと。。
ボルダリングそのものに何かしらの楽しみを見出さない限りは。
知識ゼロから一人で決意して、一人で通う人
テレビや雑誌などメディアから情報を知り、全くの未経験から「なんか面白そう!やろう!」と決めて、その後も一人で続けようとする人。
こういう人で、強いモチベーションがあったらまた話は変わりますが、そうでない場合は多分続かないです。
ボルダリングは一人で完結できる類の遊び(スポーツ)なんですが、黙々とひとりで続けるのは、、たぶん結構ツライものがあるでしょう。
なぜなら、地味だし、登るの結構難しいし、腕が張ったり指が痛かったりする。
そして始めのうちは全く登れないので、ひとりだと良くも悪くもそのときの気持ちを共有できる人がいないわけで・・・
気づけばテンションも下がってきて、ボルダリングをやらなくなってしまった、という流れかと。
主体的ではない人(誘われて、なんとなく付いてきた人)
「ボルダリング、やってみない?!」と仲間にたまたま誘われて、「お、ボルダリングか!いいね!行きたーい!」みたいな感じで仲間にくっついて体験する人。
まぁもちろん、本当に楽しそうだと思ったから参加するのだと思います。そして、実際に「楽しい~!」と感じることでしょう。
思ったよりも難しいとか怖いとか、そういったことも、もちろん感じるでしょうが、仲間と一緒にワイワイ体験できるので、全体としては「いい体験じゃん!」という感じだと思います。
しかし、「いい体験だった」で終了してしまい、たぶん続かないです・・・。
続けようという意思が、ゼロではないのかもしれませんが、たぶんあんまりない。
当たり前のことですが、続けたい、また行きたい、と、ある程度の熱量を伴った想いがないと、なかなか続かないですね。
時間とお金に余裕がない(と、思い込んでいる)人
ボルダリングか、、結構お金がかかりますね
上記のように言う人が一定数いる印象です。
実際に続けるとなると、これまでの生活の一部の時間を切り取って、その分の時間とお金をボルダリングへの投資に切り替えることになります。
このように考えたときに、果たして自分にとってボルダリングは傾注する価値がどれほどあるのか?という一歩引いた冷静な視点で自分を俯瞰しようとするのだと思います。
始める前に(あるいは何度か体験してみた際に)、このように立ち止まって考えるということは、ボルダリングを続けることに疑問を感じているわけですから、これはすなわち「ボルダリングを続けない」という選択をしようとしているのだと思われます。
「ボルダリングが続かない」のではなく、「ボルダリングを続けたくない」のです。
ボルダリングを続けられる人
では、ボルダリングを続けられる人は、どういう人なのでしょうか?
志の高い仲間と一緒に楽しんでいる人
ボルダリングに熱中している仲間と一緒に楽しんでいると、継続しやすいです。過去、ボルダリングを始めた頃の僕は、そういった仲間に誘われて、ボルダリングジムに通っていました。
みんなで週一回くらいのペースで、部活のように数ヶ月間通っていたので、自然と続けることもできて、多少上達もしました。
こういったモチベーションが維持できる環境(仲間がいる環境)は、続ける上で非常に大きなファクターだと思いました。
負けず嫌いの人
課題がグレード(難易度)ごとに区分けされ、「登れるか、登れないか」というシンプルなルールの中で、登れなかったときに強く悔しさを感じて、登れるまで食い下がる人はボルダリングに熱中しやすい傾向にあります。悔しさを放置できないので、登れるまでトライしようとします。そして完登できたら、また次の課題を見つけて熱中します。
そのループに嵌りこむと、自然と継続できてしまいます。気づけばボルダリングにどっぷりハマっているわけですね。
登山がめちゃくちゃ好きな人
ボルダリングは、もともと山の岩壁でのロッククライミングから派生したジャンルですし、今でも山登りやロッククライミングをしている人が、登攀の練習のためにボルダリングジムに通うことはごく自然なことです。
彼らは山の大きな壁を登りたいという盛大な目標をもっているので、志を高く持っており、ボルダリングへの取り組みも持続的である場合が多いですね。
近年のボルダリングにハマる若い人達ほど、高難度を追求したりアクロバティックなムーブを繰り出すことは苦手としている人が多い(というか、そこを目指してはいない)ですが、マイペースで地道に練習を継続するので、少しずつ確実に上達してゆきます。
続けたいけど続かない人は、どうしたら続けられるのか?
続けたい意思はあるけれども、続かない。
こうした人もいるのではないでしょうか。
まずは志の高い仲間をみつけよう
繰り返しになりますが、一番効果的なのは、ボルダリングに熱中している仲間と一緒に楽しんでいると、継続しやすいです。
ボルダリングはひとりでも完結できますが、仲間と一緒にやるほうが圧倒的に楽しいし、モチベーションが上がります。仲間と一緒にやれる環境をつくるということがまずは大切なことになってくるかと思いますので、近くに仲間がみつからなければ、mixiやfacebookなどでボルダリングのコミュニティに参加するなどすれば仲間がみつかるかもしれません。
また、以下のような社会人向けの友達募集コミュニティを利用することもひとつの手ですね。「ボルダリングに興味があるけど、仲間がみつからない・・・」といった境遇の人が、ここで仲間探しをしていたりしますので、志の高い良き仲間との出会いがあるかもしれません。
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本や動画などをみてイメージを高める
ボルダリングの教本や、動画を眺めてみることもボルダリングの継続に有効です。
その理由は、以下のとおり。
ボルダリングの教本 → テクニックやトレーニング法が解説してある → 次のジムで試してみたくなる
ボルダリングの動画 → かっこよく登っているクライマーを見てテンションあがる → 自分もボルダリングがしたくなる
こういった流れですね。
ちなみに、ボルダリングの教本だと、下記がオススメです。
各種ムーブなどのテクニックが、わかりやすい図解入りで、しかも多数解説されており、ボルダリングのコツを効率よく学習できます。
また、ボルダリングをスポーツとして取り組むにあたって、メンタル管理や食事管理などにまで事細かく言及されており、ボルダリング以外にも応用が利く奥の深い内容になっていることが驚きです。1冊手にとっても無駄な出費にはならないと思います。
そもそも、自分の人生において続ける必要があるのか?
ボルダリングを続けたければ、それはシンプルに続けることがよいと思います。
しかし、自分の人生において続ける必要があるのか?
例えば、他にもっと熱中したい対象があるとか、今は仕事や恋愛を頑張りたいとか、ボルダリングでなければならない理由がないとか、
そういった気持ちがあるのならば、それは続けなくてもいいことです。
これを挫折とは言わないです。単に自分とボルダリングは縁が無かったという、それだけのことなので。
なので、ボルダリングの世界は、僕個人は人生においてライフスタイルの一部を占めるものになりましたが、自分の人生において到底大したものではないということであれば、他の趣味やスポーツや楽しみを探したほうが自然なことでしょう。
ということで、今回は以上となります。
本当は続けたかったのに、なんか無念・・・。というか、結構地味だし、お金もかかるし、続けるのは難しいかも。
続いている人はどういう感覚なんだろうか?