【実験】サウナ&水風呂を半年続けてみた【効果→風邪知らず】

【実験】サウナ&水風呂を半年続けてみた【効果→風邪知らず】
今まであんまり意識したことなかったけれど、サウナと水風呂を交互に入ると、健康にどんな良い効果があるのだろう?サウナはたまに入るけれど、水風呂ってあれマジで冷たくて無理っしょ・・・。特に冬とか・・・。水風呂は克服してでも、やる価値ってあんのかな?

 

そんな疑問をお持ちの方へ。

こんにちは、トミーです。

この半年間、サウナ&水風呂を交互に入ることを、近くのスーパー銭湯で大体週一で続けてみた結果、この冬は人生で初めて、一度も風邪を引くことなく健康体で過ごすことができました。

みなさんにもこれ、是非おすすめしたいです。
特に風邪を一年で何回も引いてしまいやすい方に。

当記事では、この件について深堀りしてみたいと思います。



きっかけは「苦手すぎた水風呂が克服できたこと」

きっかけは「苦手すぎた水風呂が克服できたこと」

思い切って水風呂に入ってみたら意外に大丈夫だった

昨年の6月ごろだったかと思いますが、埼玉県大宮市におふろCafe utataneという温浴施設がありまして、たまたまテレビでこれが紹介されているのを観ていて「お!なんか良さげだな。行ってみよう」と思って行ってみました。

そこで、サウナと水風呂を交代で入る「温冷交代浴」の説明書きがあり、どうやら以下のようなセットメニューを行うと、自己治癒能力や免疫機能が高まって健康効果を発揮するとのことでした。

  1. 100℃のドライサウナに10分間入る(交感神経が刺激される)
  2. その後、水で身体を流しつつ、水風呂へ肩まで浸かった状態で約60秒(交感神経がさらに刺激される)
  3. あがったら、椅子に腰を下ろしてリラックス。すると身体が自然にポカポカと気持ちよく暖まってくる(副交感神経が刺激され、自律神経が整う)
  4. これを3セット繰り返す

水風呂は、以前に何度かトライをしてみたら、手足の指先が入るだけで「冷たっ!」ってなり、反射的にのけぞってしまう有様で、「自分にはこういう冷たいのは完全に無理」と強い思い込みがありました。

その思い込みのせいで、いつしか毛嫌いをするようになり、水風呂に入るという発想そのものが消えてしまっていました。

しかし、このときは珍しく「温冷交代浴」に興味を引かれたのでした。

・・・そして試しにやってみようと思い立ちました。

いざ!実行したら、水風呂はもちろん最初に皮膚に触れた瞬間に冷たくて、非常に不快!
しかし「絶対大丈夫だから」と自分に言い聞かせてちょっとだけ我慢・・・

鉄の心で最初の数秒間だけ我慢して入れば、その後の数十秒は自分で考えていた以上に平気でした。とはいえ、サウナで火照った身体はみるみる冷えてゆき、、「ああぁちょっとこれヤバイかも」となりましたが、自分の肉体は意外に耐えてくれるものです。
そして「ああ、案外水風呂に浸かっても身体は大丈夫なんだな」ということに気づけたのです。

その後、椅子に座ってゆっくりとリラックスしていると、なるほど確かに身体が体温の調整機能を発動させて次第にポカポカと温まりだし、その過程がよく感じられ「おぉ、たしかにこれ・・・快感やん!」と思ったのです。

水風呂はメンタルトレーニング

そこから、サウナのあとには必ず水風呂をセットにするようにしたのです。

最初のうちは、やはり水風呂には慣れていないので、どうしても肩に浸かるまでの最初の数秒があまりに冷たくて耐え難いと感じていました。しかしこれも“耐え難い無理!”と頭の中で考えてしまっているからであり、思考を停止し、言語化せずにただ不快を感じるだけにせよ」と意識するようにしてからは、次第に慣れてくるようになりました。

そこから数十秒間は、じっとしていれば冷たさはあまり感じなくなってきます。しかし水の中で手足を動かすと、動かした手足は動かさない部位に比べて冷たく感じられます。

なので動かさないようにして60秒間耐えます。すると、60秒以上でも全然耐えられそうそうな気持ちになっているから不思議です。

ですが、無理せずそこはルール通りに60秒で水風呂から上がります。

自分の中で「水風呂はもう余裕」と自信がついてきたら、あとはもう習慣化するだけでした。

寒さに強い身体が作れるかも?という期待もあったので、試しにサウナ&水風呂の習慣をつけてみることにしたのです。



サウナ&水風呂を半年続けたら、風邪引かなかった話

サウナ&水風呂を半年続けたら、風邪引かなかった話

【体験談】サウナ&水風呂(温冷交代浴)のルーチン化

僕は、元々スーパー銭湯が好きで、よく行っていたので、以下のように自然とルーチン化してゆきました。

  1. 100℃のドライサウナに10分間入る
  2. その後、水で身体を流しつつ、水風呂へ肩まで浸かった状態で約60秒
  3. あがったら、椅子に腰を下ろしてリラックス
  4. 時間に余裕があれば、①~③をもう1セット

これを、おおよそ週1で、約半年間ほど続けることになりました。昨年の秋ごろから始めたルーチンで、冬の間これを続けたことになります。

結果、この冬は一度も風邪を引かずに過ごすことができたのです。

幼少期から病弱で、風邪を引きやすい体質の僕でしたので、こんなことは人生で初めてのことでした。

サウナ&水風呂の健康効果とデメリット・注意点

サウナ&水風呂の健康効果

免疫機能が高まり、風邪を引きにくくなるという効能は確かに実感・実証できました。

そのほかにも「血行の促進」「冷え性の改善」「筋肉痛・筋肉疲労の回復」「自律神経が整う」などのメリットがあります。

確かに、寒さ耐性も強くなっていたような感じがあり(漠然とですが)、服装も例年よりも薄着でしたし、これまでにはよく感じられた倦怠感や動悸、眩暈といった自律神経の不調もこの冬はあまり感じることがなく、調子が良かったように思います。

やりかたを間違えると危ないかも

サウナに入ると、たまに「セルフ我慢大会」みたいな感じで、10分以上頑張ってしまったりとかしたくなりますが、身体に過剰な負担がかかって危険なので、やめたほうが吉です。

同じく、水風呂も1分以上入り続けると危ないかなと思います。実際、高温と低温を急激に行き来するのは、身体に想像以上にストレスがかかります。

2分とか3分とか平気で入っている方もちらほら見受けられますが、、あれはたぶん良くないです。

僕は「水風呂は60秒まで」と決めて必要以上に頑張らないようにしています。

体調やメンタルの調子がいまいちだと、60秒も頑張れないときや、60秒で上がっても身体が冷え切ってヤバイかなと思うときがありました。そんなときは、無理せずにそこで止め、すぐに温めのお湯に浸かったりしていました。

やめたほうがよい方

  • 高血圧の方、心臓疾患がある方・・・血管の急激な収縮で血液が一気に巡るため、血流によって血管にストレスがかかって危険
  • 飲酒直後の方・・・アルコールによる脱水症状で水分が枯渇した状態になっているので、発汗による体温調整が機能せずヒートショックに陥る
  • 食事後の方・・・消化のために胃に血液が集まるため、適切に血流が全身に行き渡らないため
  • 体調が悪い方・・・サウナと水風呂の温度刺激は、余計に気分を悪化させます

注意点

  • サウナに入る前に十分に水分補給をしておく
  • サウナには10分以上入らない
  • 水風呂に入る際は、心臓から遠い両足→右手→左手と少しずつ水をかけて慣らしてゆき、下半身からゆっくりと浴槽に入る
  • 水風呂には1分以上入らない
  • 休憩したあとも水分補給を忘れない



まとめ

まとめ

今回、僕は最も伝えたかったことは、

サウナ&水風呂(温冷交代浴)を週1で半年間継続した結果、人生で初めて風邪を引かずに冬を越せた

ということです。

もちろんこれだけではなく、普段の食生活やそのほかの生活習慣、睡眠などのバランスを意識することも大切です。

しかし最も効果を感じたのは、サウナ&水風呂の継続だったなと思います。

風邪を引きたくない!と思っている方は、是非お試しを。