こんにちは、トミーです。
クライミング歴は12年くらい。フリーもアルパインも好きです。
さて、今回は「ロープバッグ」がテーマです。
「こんなん袋でしょ・・・なんでも変わらんでしょ・・・」と思われている人もいるかもです。
僕も最初はそう思っていましたが、、結果的には色々と悩みが出てきてしまいました。
もちろん、汚れたりすることも悩みっちゃ悩みなんですが、ロープって、フリークライミングに何回も行ってると、色々と煩わしい作業が発生するんですよ。
特に圧倒的な悩みは「なんか知らんうちに絡まっていて、解くのが大変すぎる」ってことだと思うんですよね。
しかし、このロープの扱いにおける最大の悩みを、今回紹介するロープバッグがあっさり解決してくれたんですよね・・・
以下、解説します。
目次
ロープバッグのおすすめは、ズバリ「エーデルリッド・キャディーⅡ」
おすすめは、ズバリ!
「エーデルリッド・キャディーⅡ」です。
おすすめの理由1:ロープバッグを取り出したら、いきなりビレイ開始可能。しかも絡まない
ロープは、事前にロープバッグの中にどんどん重ねるようにして入れていき、絡んでいない状態で入れておきます。
(このとき、多少ロープの重ね方が汚くても問題ありません)
そして、いざジムや岩場で使うときは、袋の口を開けた瞬間に末端が発見できるので、ロープをハーネスにセットしてクライミング開始。
ロープは上のほうから順番に出てくるので、途中で絡みは一切発生せず、スムーズに流れ出ます。
ちなみに、袋の底にも赤いループがあるので、反対側の末端を留めとくことも可能。
おすすめの理由2:ロープがほとんど汚れない
ロープバッグが「つぼ型」になっているおかげで、ロープはすっぽりとロープバッグ内に収まっている状態なので、土や雨などから汚れを防ぐことができます。
ロープがいろんなところにとっ散らかる心配もありません。
おすすめの理由3:片付けも、ラクチンすぎる
クライミングを終えて、ロープをしまう際も、ロープを上からどんどん重ねていき、最後は巾着を絞ったら収納完了です。
ちなみに他の一般的なロープバッグでは、「袋が横長タイプ&袋の中からシートを取り出して地面に広げるタイプ」が多いです。これだと、ロープをロープバッグの中からシート上に移動させる際に、両末端の位置が反転しやすく、同時にその動きをするときにロープが高確率で絡まってしまうのですよ・・・。
なので、クライミング直前に、「ロープを端から端までしごいて絡みを取るという超絶面倒臭い作業」を強いられて時間を浪費してしまうわけです。
これが毎回だと、さすがにウンザリしていました。
「エーデルリッド・キャディーⅡ」では、こうした問題をほぼ完全に解決できます。
ロープバッグは、「つぼ型タイプ」が使いやすい
「エーデルリッド・キャディーⅡ」以外にも、同種のものでは下記があります。
その他の「つぼ型タイプ」
ほぼ同じ感じのやつで、「グラビティリサーチ・ロープバッグ」がありますね。
|
あと、たしかマムート製のやつでもあったはずなんですが・・・
情報にリーチできません。
友人が使っていたんですよね~。
それをみて僕は、「お、なんかロープがいきなりスムーズに出てきて、いいの使ってるな!」と思ったのです。
【悲報】ショルダーベルトが残念
「つぼ型タイプ」を推してきましたが、、
実は悲報があります。
「エーデルリッド・キャディーⅡ」は、ショルダーベルトがオワコンでした。
下の写真をご覧ください。
なんで、こんなとこにベルト付けた・・・???
これだと、肩掛けした際にバッグが、ぐりんっ!て回転し、横向きになってしまいます。
これ以外は、ほとんど完璧なのに・・・無念。
ちなみに、「グラビティリサーチ・ロープバッグ」はどうでしょうか?
|
こちらは、まだマトモな位置についていそうですね。
でも、・・・ショルダーベルトちょっと細くね?
それに、ショルダーパッドが付いてなくね?
うーん、モデルチェンジ後はぜひ改善を!(懇願
とはいえ、「つぼ型タイプ」は、やはり最も使いやすいロープバッグ
ショルダーベルトの重要性は、さほどでもなかったりします。
岩場へはどのみちザックの中にロープバッグを収納していきますし、ロープバッグ単体で持ち歩くケースって、岩場やジム内でちょいとルート間の移動をするときくらいですからね。移動距離は、せいぜい数メートルから数十メートルくらいとかです。わざわざショルダーベルトを使うこともあまりないです。
なので、総合的にみて、やはり使いやすいことは間違いなさそうですね。僕自身は、これから重宝しそうです。
もしロープバッグ何買おうか迷われている方は、ぜひ「つぼ型タイプ」をどうぞ。
裸のままじゃ、特に外岩だと汚れるし濡れるし。でも正直、何選んでいいかわかんない笑
てゆうか、ロープバッグなんて、何でも一緒だよね?