ボルダリングの実力が伸び悩み状態になっているときの対処法

ボルダリングでは保持力が決め手になります
ボルダリングを続けてきて、順調に上達してきたんだけれど、なんか最近伸び悩んできたな・・・。いくら練習してみても、ぜんぜん登れるようにならないし、むしろ劣化すらしてきている気がorz
うーん、自分には才能がなかったのだろうか?どうしたら打開できるのだろうか・・・

 

こんにちは、トミーです。

ボルダリング歴は10年以上で、現在は2~3級くらいをトライしています。

 

とはいえ、僕も登れるグレードには波があり・・・

ジムに通うことをサボるとたちまち登れなくなってしまいます。

 

さて、今回は「ボルダリングの伸び悩み」について考察してみたいと思います。




ボルダリングの実力が伸び悩み状態になっているときの対処法

ボルダリングを挫折してしまう3つの理由

伸び悩んでいるときって、つまらないですよね。

 

普段よりも1~2グレードほど、やさしめの課題に集中トライする

 

僕がよくやる作戦なんですが・・・

普段よりも1~2グレードほど、やさしめの課題に集中トライする

 

僕的には、これが効果があると感じます。

 

伸び悩みというものは、ひとつのスポーツを続けていたら、必ずぶつかるものだと考えています。

いわゆるスランプというやつですね。

 

スポーツに限らず、受験勉強とかでもそうですよね。

一定のペースでかんばっていても、あるときに突然頭打ちになってしまう。

 

その原因もわからないし、原因がわからないから打開策も見つけられない。

 

焦りだけがつのってしまい、空回りだけを繰り返しているうちにジワジワと疲弊してきてしまう・・・

こうした場合には、やはり少しレベルを落として登ってみることがよいかと。

 

ここで大切なことは、

 

確実に登れる課題を、確実に登ることで、手ごたえを得る感触をつかむこと

 

これに尽きます。

 

そこそこ登れるはずの限界グレードにまったく太刀打ちができなくなっているとき、
ガムシャラに、執拗に、トライを重ねていても登れませんし、

なにより登れないことを積み重ねてしまうことで、自分のメンタルにダメージが蓄積してしまいます。

 

無意識のうちに自分のダメさ加減を反芻するようになってしまうことで、さらにスランプが悪化してしまうのです。

なので、ここでまず必要なことは、繰り返しになりますが、下記のとおり。

 

  • 普段よりも1~2グレードほど、やさしめの課題に集中トライする
  • 確実に登れる課題を、確実に登ることで、手ごたえを得る感触をつかむこと

 

これが大切です。

 

思い切って、違うことに熱中してみる

 

ボルダリングそのものに、少々飽きがきているのかもしれません。

ボルダリングに集中ができない、という状態ならば、もういっそ距離を置いてしまって、
違う趣味なりスポーツなりに取り組んでみることもひとつの選択肢だと思います。

登山が好きなら、これを機会に登山に傾注してみるとか。

マラソンが好きなら、これを機会にマラソンに傾注してみるとか。

カバディが好きなら、これを機会にカバディに傾注してみるとか。

ベリーダンスが好きなら、これを機会にベリーダンスに傾注してみるとか。

 

いちど距離を置くことで、再度ボルダリングに取り組む際に、新たなムーブが発見しやすくなるかもしれません。

そういうことって、わりとあることですからね。

 

僕自身は、ボルダリング歴10年以上といいつつも、

その途中では人生で様々な出来事が起きたりして、

ボルダリングが数ヶ月にわたり完全に中断したことも何度かあります。

 

もちろん、登っていなかったその間はブランクがあるわけですから、再びボルダリングを再開したときはびっくりするほど登れなくなっていました。笑

しかしそれでも、地道に続けていたら、ブランク期間以前よりも上達したりして、
それで現在があるという感じです。

 

とはいえ、実は今この記事を書いている現在は、ジム練の頻度が落ちており、ちょっとまたスランプになっているのですが・・・涙

まぁそれも、すぐに元に戻るだろうというふうに構えており、あまり気にはしていません。

 

【大切なこと】伸び悩みは必ず訪れるものと理解する

ボルダリングって、何が楽しいの?

ひとつのことを続けていたら、伸び悩みは必ず訪れます。

 

伸びたり、伸び悩んだりを繰り返しながら、少しずつ上達してゆくもの

 

どんな物事でもそうだと思いますが、継続していたら、必ず紆余曲折が訪れます。

順調に伸びているだけの人なんて、聞いたことがありません。

 

僕自身もそうでしたし、僕の周りの人たちを観察していても、みなさん必ずスランプに嵌っています。

 

あの人もっと登れていたはずなのに、どうしてしまったんだろう・・・?

という人を、何人も見てきました。

 

中には、辞めてしまった人もいますが、それはスランプや伸び悩みが原因で辞めたのではなく、もっと生活や仕事などの環境の変化が理由だったりしますので・・・

 

たぶん、スランプが理由でボルダリングを辞めた人は、僕の周りではみたことがありません。

つまり、みなさん必ずスランプを乗り越えて復活されています。

 

気がつけば、成長している自分に気づく

 

スランプとかも、あまり深刻に考えず、モチベーションを落とさないようにしながら、とにかくジムに通って継続している人なら、いずれは自分でも気づかないうちにスランプを脱出していたりします。

そして、気がつけば、最高グレードを更新していたりもするのです。

 

僕の場合、ボルダリングではなく、ルートクライミングの話で恐縮ですが、

2010年の夏、登山中に滑落事故を起こしてしまい、大怪我を負って入院したことがあります。

この直前までは、ルートクライミングで毎週のように岩場に通っており、5.11まで登れるようになり、グングン成長していたのですが、突然の遭難と大怪我で、クライミングがしばらくの間全くできない身体になってしまいました。

しかし、怪我が治癒し、リハビリを繰り返し、3ヶ月後にボルダリングから少しずつ再開することにしました。

そして、年明けから本格的に外岩クライミングに通いつめ、3月には5.12aをレッドポイントでき、最高グレードを更新するまでになりました。

 

友人の中には、5.12まで登れていたのに、その後クライミングを辞めてしまった人がいます。

しかし、数年後、再びクライミングの情熱を燈しつつ舞い戻ってきたその友人は、
その後の猛烈な取り組みののち、5.13クライマーになることができました。

 

伸び悩んで、途中で一度挫折してしまっても、

再び戻ってくれば大丈夫ですよ^^

 

ボルダリングが強くなる人の特徴5つ