ボルダリングが強くなる人の特徴5つ

ボルダリングが強くなる人の特徴5つ
ボルダリングをはじめてみたけど、なかなか強くなれないよ。上手い人の動きをみると、なんで自分にはあの動きができないのだろうか?とか思ってしまう。頭で理解していても実際にはできないから歯がゆいな・・・自分には才能がないのかもしれない。

 

こんにちは、トミーです。

ボルダリング歴は10年以上、現在は2~3級あたりを登っています。

これだけ長くやっていても、1級や初段はなかなか登れるようになりません・・・。

しかし、6級くらいを頑張って登っていた頃は、4級くらいを軽々と登っている人をみて、自分もあんな風に登れるようになりたいなぁ・・・と強く思ったものでした。

結果的には、その当時にあこがれていたレベルは達成されたわけですが、今回は長年の経験から思う「ボルダリングが強くなる人の特徴」を例にあげつつも、最後に自分が上達した秘訣を加えて、記事にしたいと思います。




ボルダリングが強くなる人の特徴5つ

ボルダリングが強くなる人の特徴5つ

ジムにいる間、休みなくトライを続けている人

とにかく、数を打ちまくっている人は、「あぁこの人はすぐに強くなるだろうな」と思わせます。

登る回数が多い人、あんまりだらだら休まずに、常に壁に張り付いている人は、物理的な練習量が多いわけなので、強くなるスピードが速いのも当然のことと言えます。

才能があるとかないとか、現時点では7級が登れないだとか、そういう現時点での実力は関係ないですね。その後の伸びしろというのは、ボルダリングに対する取り組み方をみていると、大体わかってしまいます。

それに、休みなく壁に張り付いている人というのは、熱量というか、モチベーションが非常に高いわけです。

とにかく登ることに我を忘れて夢中になっているというか、背中に気迫が感じられます。登れない自分に打ちひしがれて脱力している暇があったら、登れようが登れまいが次をやる!って感じですね。

実際、こういう人は上手くなるのが早いです。

登れなかったら、超絶悔しがる人

登れなかったときに「くっそぉぉぉ・・・!!!」とオーバーリアクションで悔しがる人が稀にいますが、こうした人も上手くなるのが早いと思います。

才能のあるなしは勿論関係ありません。マインドひとつだと思います。

悔しがるヒマすら惜しんで数を打ちまくる人にはかなわないですが、ハングリー精神が強ければ諦めることをしないですから、多少心が折られても、また何度でも課題に立ち向かってきます。決して諦めないので、自分のペースで登れるまでトライを重ねます。

なので、いずれ自分の弱点を克服して次へと進んでゆきます。

まぁ異常に悔しがる人は、身体の動きにも躍動感がありパワフルな人が多いので、上達もかなり早いという印象ですね。

粘り強くホールドを保持して、なかなか落ちない人

核心部でホールドをかろうじて捕らえた際にバランスを崩しているのに、異常な指力を発揮してなかなか落ちない人、いますよね。

こういう人って、単純に指力が強いのもあるかもしれませんが、それ以上に「落ちてたまるかよ!!」という気迫がものすごいのだと思います。

自分にも経験がありますが、指先だけでひっかかっているのになぜか落ちないときって、「絶ッ対落ちねぇぞ!!」という気合が入っている場合が多いです。

こういったときに「指で限界まで耐える」というのがどういうことかを学んでいる気がしますね。そして指力の限界が押し上げられ、鍛えられてくるのです。

こうした「落ちそうで落ちない登り方」をする人は、どんどん強くなってゆきますね。

一人でも週2回以上ジムに通っている人

友達を誘っても誰一人集まらなかった場合、あなたはひとりでもボルダリングジムに行きますか?

勝手に上達している人は、多くの場合一人でボルダリングジムに行って登っているケースが多いです。

しかも週に2回以上。

もちろん仲間と一緒に登るほうが楽しく登れたりしますし、応援しあったり、次の計画を立てたり、コミュニケーションを取り合うことでモチベーションも高まりますし、いいことずくめです。

でも、常に仲間を一緒にボルダリングができるかというと、そうとは限りません。

自分はボルダリングをしたいけれども、仲間がひとりも集まらなかった・・・ということは多々あるでしょう。

そうしたときに「今日はいっか・・・」と萎える人よりも、「しゃあない、ひとりで登ろう」とジムに向かう人のほうが、上達が早いことは言うまでもありません。

ひさしぶりにボルダリングジムで会って、「お、なんか急に上達したな・・・」と思わされた人に話を聞いてみたら、一人でも黙々と週に2回くらいはジム練していたと言っていたケースが何回かありました。

ボルダリングを心底楽しんでいる人

自分の実力がどうあれ、ボルダリングというスポーツを心底楽しんでいる人は上達が早い印象ですね。

というか、ボルダリングが好きでたまらない人は、自然とボルダリングをする回数も多くなるので、上達が早いのは言うまでもない事実です。

自分がみていても思うのですが、ボルダリングで課題を登れても登れなくても満面の笑みで「あぁ!これ、楽しい!!楽しすぎますね!!」と満面の笑みで楽しんでいる姿を見せる人は、実際に成長が早いです。

たぶん始めて半年以内に、4級がボチボチ登れるようになっているくらいの速さですね。

心底楽しんでいるわけなので、課題が自分の思うように登れないことについてクヨクヨはしていません。むしろ「あぁ~、登れないなぁ!悔しいけど楽しいなぁ!」というような反応です。

挫折するわけがないですよね。笑

僕の場合はどうだったのか?【ゆるく継続し、諦めなかった】

僕の場合はどうだったのか?【ゆるく継続し、諦めなかった】

僕はそもそも目標が低かった・・・

初心者の頃、登山のさらなるレベルアップという目的半分と、純粋な興味半分でボルダリングを始めました。とはいえ、めっちゃ強くなりたい!だとか、かっこよく登れるようになりたいとか、そういう目標のようなものはなかったです。

まったくできないよりは、多少できるようになったほうがいいよね?くらいのスタンスでした。

しかしあまりにも登れない自分がだんだんみっともなく思えてきて、その悔しさから頑張りたくなりました。

でも休みなしに登るほどの気合は入れることはできず、上達の仕方もゆっくりしたものでした。

とはいえ、ボルダリングでは努力は報われる世界でして、やればやるほど確実に上達してゆきましたね。

それは、あまり高い目標を立てず、マイペースで楽しみながらゆるく長く続けてゆこうというスタンスでいたからだと思います。

その結果、2年ほどで外岩の3級が登れるようになりました

まとめ

まとめ

ボルダリングでは、上達してなんぼという雰囲気があります。

たしかに上達すればするほど楽しい世界であることは間違いありません。

しかし上達することがすべて、上達しなければ意味がない、と思い込んでしまうのも本末転倒だと僕は思います。

楽しんで登っていたら、なんかしらんけど少しうまくなってた!じゃあ次はもう少し難しいあの課題をやってみよう!みたいな軽いノリで続けていったら、いつのまにか階段を登っていて、それまで見えなかった景色がみえているかもしれません。

なので、ボルダリングで強くなれないことを悩むより、その瞬間瞬間の目の前にある課題を登ることに夢中になるのみ!と僕は思いました。

それではみなさん、素敵なボルダリングライフを^^

【初心者向け】ボルダリングが上手くなりたい人の為のコツ【一つの課題だけに集中する】