妙高山へ9月に登山してきたブログ【鎖場あり】

 

こんにちは、トミーです。

先日(といっても9月下旬ですが)、新潟県南部にある日本百名山「妙高山」に登ってきました。

コロナの影響などはもはや関係なく、人出はかなり多く、
登山口の駐車場は満杯でした。

結論、人気の山であり、比較的登りやすい山で、
登山初心者〜中級者におすすめの山だと思いました。

以下、登山の様子を書いていきます。




妙高山へ9月に登山してきたブログ【鎖場あり】

妙高山は標高2454mで、日本アルプスよりやや低めの独立峰・成層火山(休火山)です。

登山口(燕温泉)の標高は約1100mであり、
山頂までの標高差は約1350m。

富士宮口から富士山頂までの標高差とほぼ同程度です。

つまり高度の影響を抜きにしたら
「富士登山と同じくらいのしんどさ」と思っていいかなと思います。

妙高山登山口は「燕温泉登山口」から

今回は、燕温泉登山口から登りました。

燕温泉登山口は、妙高山の北東側山麓・赤倉温泉街の北西にあります。

 

この日は3連休最終日だったのですが、燕温泉登山口の駐車場は、満杯でした・・・。

この混み様・・・。

コロナの影響は、もはや関係ないですね。

というかむしろ、これまで外出制限をされていたわけなので、みなさんその反動で出かけまくっている気がします。

燕温泉の中心部。

 

登山口からまもなくして、すぐに露天で有名な「黄金の湯」があります。

ちなみに無料です。もちろん、下山後に入浴しました。

仕切りなどもなく、外から丸見え!!

あ、女湯は仕切りがちゃんとあって中が見えないようになっていますので、ご安心を。

 

登山口から40分ほど、てくてくと登ってくると、2段の大きな滝がみえてきました。

称明滝・光明滝です。

ここまでの登山道は、アスファルトで舗装されています。

 

しかしこの先、滝の手前あたりで、右側が切れ落ちて崖になっており怖めの箇所があります

ちょっとだけ注意する必要があります。

光明滝の上に合流。

火山型温泉の湧出地だけあり、鉄分が多いためか赤茶けています。ちなみに水は温かくはないです。

 

核心部・鎖場の様子

鎖場(核心部)の様子は、こちらになります。

見上げると、ちょっと迫力もありますが、

実際に登ってみたらスタンスも鎖もしっかりしており、そんなに怖くはありません。

妙高山山頂の様子

山頂の様子です。岩がゴツゴツ、無数に生えていますね。

山頂は非常に広く、みなさん至るところで休憩し、ランチタイムしております。

とっても気持ちがよいです。

妙高山北峰への道。

岩だらけです。僕のようにクライミングする人はきっと岩をみてルートを探るはず。

まさしくボルダリング天国。もちろんこれらの岩を登っている人はひとりもいません。

日本岩。相当攻めたネーミングですね。笑

それにしても、山頂は思いの外広いです。
北峰と南峰があり、その距離は徒歩10分くらいです。
北峰でも非常に多くの人達が休憩していました。

妙高山の9月登山に必要な装備

妙高山の燕温泉登山口

妙高山の燕温泉登山口

夏山登山と同じでOK

積雪はありません。気温も、早朝で8℃くらいでした。
薄手のフリースを着て歩き始めたら、すぐに暑くなりました。

イメージとしては、「日帰りの3000m級夏山登山」と同じ装備で大丈夫です。

超ざっくりですが、以下のとおり。

  • ウエア
  • 半袖Tシャツ
  • 長袖Tシャツ
  • 中厚フリース
  • トレッキングパンツ
  • レインウェア上下
  • ザック
  • 40リットルザック
  • 登山靴(3シーズン用、ミドルカット)
  • 帽子
  • ストック1本
  • ヘッドランプ
  • 地図(昭文社エアリアマップ)
  • 行動食
  • 水(プラティパスに1.5リットルくらい)

今回妙高山登山のアクセス方法

首都圏発の僕は、毎度お馴染みのレンタカーにてアクセスしました。

レンタカー(タイムズカーシェア)で前夜発車中泊

レンタカー山行は、大昔から気に入っているスタイルです。
理由はこちら。

  • 公共交通機関のように、時間の縛りがないので気楽
  • 出発直前に出かけることを決めても、車が空いてたらすぐに出発可能
  • 運転することそのものが好き

 

しかしデメリットもあります。

  • 前夜出発だと、翌朝の登山は確実に睡眠不足になる
  • そもそも車が空いていなければ出発できない
  • 1人だとかなり割高

 

僕の場合は、デメリットよりメリットが大きいと感じているので、レンタカー山行で登山することが多いです。参考までに、今回のタイムスケジュールはこちら。

  • 23時に予約(そこから3日間)
  • タイムズ駐車場にて車を借り、23時半頃に荷物を積んでから自宅出発
  • 明け方4時過ぎ、燕温泉駐車場に到着
  • 車中で仮眠1時間半(冬用寝袋使用)
  • 6時に駐車場出発。登山開始

こんな具合でした。

睡眠不足がきついと思う方にはおすすめしませんが、
1日くらいなら、人間そんなヤワではなく、まぁ大丈夫です。

ちなみに寝袋は、夏用でも大丈夫です。
(冬用だと逆に暑い)

交通費など

 

タイムズレンタカー料金(ガソリン代含む)

2020年09月20日(日) 23:00 ~ 2020年09月23日(水) 23:00 【タイムズカー】時間料金 71時間32分
2020年09月20日(日) 23:16 ~ 2020年09月23日(水) 22:32 ベーシック 785Km

利用金額(内 ペナルティ)
25,210円(0円)

時間料金:
13,200円
距離料金:
12,560円

ペナルティ料金:
0円
給油割引:
-440円

30分チケット(キャンペーン):
-440円
安心補償サービス:
330円
合計 71時間32分
785km
25,210円

高速料金

2020/09/23 ETCカード売上 関越自動車道 ETC 1回払い ¥ 5,550
2020/09/23 ETCカード売上 東京外環 ETC 1回払い ¥ 670
2020/09/21 ETCカード売上 東京外環 ETC 1回払い ¥ 470
2020/09/21 ETCカード売上 関越自動車道 ETC 1回払い ¥ 4,230

レンタカー車両料金・ガソリン代・高速代の合計金額は、 36,130円でした。

高いですね。笑

 

しかし今回僕は、そもそもレンタカーを3日間借りています。

妙高山のあと、火打山登山(しかし腰痛で断念w)と戸隠神社参拝・野尻湖観光・地獄谷野猿公苑・湯田中渋温泉郷などを観光がてら巡りまくり、移動しまくりでしたので、ガソリン代がかかってしまいました。(そのぶんホテル代はケチってキャンプ場泊&車中泊でした)

妙高山日帰りだったら、レンタカー代は24時間で8690円、距離料金は9600円くらいで済むはず。

また、3人で行くとしたら、割り勘したら1人1万円弱くらいで収まるのかなと思います。

新幹線で行くよりは安いですね。