【ファイントラック・撥水アンダー】フラッドラッシュスキンメッシュTってどうよ?

ボルダリングしてる人の年齢層ってどれくらい?
ファイントラックの撥水アンダーで、フラッドラッシュスキンメッシュTシャツってあるけど、どうなのよ?
ほんまに撥水すんのかな?機能性のほどはいかほどなのよ??

 

こんにちは、トミーです。

登山歴は20年。様々なウエアを着て、登山もしてきました。

最近テレビ番組とかでも報道され、話題沸騰のファイントラックですが、そのなかでも「フラッドラッシュスキンメッシュT」についてレポートしてみたいと思います。

 

なぜレポートするのかというと、それは僕が実際に使用しているからです。

 

ファイントラックの公式サイトやカタログなどを見れば、それこそ詳しく写真つきで超分かりやすく解説してあるので、商品説明なんかはそちらをご覧になれば一目瞭然なのですが、メーカーサイトだと、当然ながら良いこと尽くめしか書いていませんよね?

 

そして、例えば、機能面で撥水性に優れている!と謳いつつ、布地を蛇口から出る水流に濡らすと、あら不思議!とばかりに水玉になって完全に弾いてしまう画像などを目にすると、「ホンマかよ・・・」と疑ってしまう人もいると思います。

 

なので、実際に使っているいちユーザーが、一切の捏造なしに、余計な商品知識のウンチクなども入れずに、商品のリアル(使用感)を生生しく語っている情報もニーズあるかなと思った次第なのであります。

 

なお、結論から言うと「フラッドラッシュスキンメッシュT、まじで撥水するし最高なやつなので買うべし」ですw

それでは以下、深堀りしてゆきます。

 




【ファイントラック・撥水アンダー】フラッドラッシュスキンメッシュTってどうよ?

ボルダリングが上手くなりたい人の為のコツ

どうなのよ?

撥水性は、かなりあります

まず、下の画像をご覧ください。

これは、ごく一般的なポリエステルのTシャツ。

生地が普通に水を吸い込んでいます。

 

次に、ノースフェイスのダクロンQDTシャツ。山シャツです。

多少水玉になって弾きますが、やはり生地には水が染みます。

 

そして次に、フラッドラッシュスキンメッシュT。

水玉なっとる・・・。

 

ちなみに、僕のこのフラッドラッシュスキンメッシュTは、買ったのは7年くらい前です。

さすがに使い古しまくっているはずですが、水弾いてます。

とはいえ、完全ではないです。上の写真の左上付近をみてお分かりのとおり、水流に当てたら、やはり生地に水は染み込んでしまいます。

 

でもですね、購入当初のまっさらなときは、蛇口の水流は冗談抜きで完全に弾いて水玉になって滑り落ちていきました。その際生地にも水は一切染み込みはなかったです。100%撥水していました。完璧に濡れないシャツだったのです。

それが、数回使用したら、撥水機能が落ちて、濡れて多少生地に染みこむようになりました。

洗濯したら生地にダメージは蓄積するでしょうし、見えない汚れがついたら撥水力も多少は落ちてゆきます。

撥水性は大して問題にはならない話

完全撥水したら、見た目のインパクトはありますよね。

でも、アウターウエアならともかく、素肌に着用する肌着に外部からの撥水機能ってそもそも必要ですかね?

あんまり必要じゃないですよ正直。

だから撥水機能が劣化しても問題じゃないです。

フラッドラッシュスキンメッシュTの本当に凄い機能は、実はもっと別のところにあります。

フラッドラッシュスキンメッシュTの本当に凄いところ

異常なまでに薄くて軽い。でも着るとほんのり暖かい・・・

生地はほんとに薄っぺらいし、手に持った感じもすごく軽いんですが、、

実際に着てみると、不思議なことに、ほんの~り暖かいんですよね・・・。

この感覚、他のどの機能素材Tシャツと比べても圧倒的に独特なんですよ。

みためは、細かいドット孔が開いていて、素肌も透けてみえるくらいに薄く、また肌に密着するのでボディーラインも完全に出てしまうくらいの薄さです。

しかし、保温性があります。

これの上からアンダーウエアを重ね着してもまったくごわつきはないので、冬山用のレイヤリングで重宝しますね。

夏の炎天下とかだと、たぶん熱すぎると思います。

春や秋のトレッキングでならば、そこそこ快適に使えると思いますねぇ!

生地が濡れても冷たくない

元々外部からの撥水性能は高いので、たとえ雨や滝の水しぶきなどで濡れても新品状態ならば弾いてしまうかと思うのですが、自分の体からじわじわと出てくる汗は生地素材が吸い込むわけなので、汗をかけば濡れます。

しかし、濡れてきても生地は冷たくなりにくいです。
すなわち、汗冷えも起きにくい。

むしろ、発汗によって放射した体の熱を生地に取り込み、暖かさすら感じるくらいです。

そしてもちろん、乾きも速い。

上記の作用は、登山において遭難したときに起き得るリスクのひとつ「低体温症」に陥るリスクを大きく軽減する可能性が高いですし、冬山などの酷寒から「生命を守る装置」としての役割を果たすといっても多分過言ではないでしょう。

【悲報】ダサい

機能性に完全特化しているので、デザイン性は皆無。ダサいです。

なのでこれ単体で着用するのは、正直厳しい!

 

ご覧いただければ一目瞭然です。以下の写真の感じです。

 

スケスケのピタピタのアミアミ感がすごいので、Tシャツ代わりにはなりません。

 

そういうのが全く気にならないという方は、止めはしませんが・・・。

通常はこれの上に別のアンダーウエアやロングTシャツとかを重ねるのが自然でしょう。

 

まとめ

以上、フラッドラッシュスキンメッシュTの特徴と感想を述べさせていただきました。

エッジの効いた機能ウエアを次々と開発しているファイントラックですが、総じて価格は高いです。

しかし、このフラッドラッシュスキンメッシュTが最も価格的にも求めやすく、そしてコストパフォーマンスを実感しやすい商品かと思いますので、ファイントラックの凄さをまず体感してみたいという方は、まず最初にフラッドラッシュスキンメッシュTを試されてみるのがよろしいかと思いますね。



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